スイカの葉っぱが縮れてる?よく見るとアブラムシがびっしり…!
そんなとき、手軽でコストのかからない対策としておすすめなのが「牛乳スプレー」。実際に試してみたところ効果テキメンでした。家庭にある材料だけでできる、驚きの防除効果をご紹介します。農薬や化学物質などを使わずに手軽に防虫できて、低コストなのも魅力です。
家庭菜園をしていて、アブラムシの被害にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
スイカの苗に異変!蟻が大量発生、ツルの先も元気がない…
畑のスイカの様子を見に行くと、苗のまわりに蟻が大量にたかっているのを発見。さらに、ツルの先の葉が丸まっていて、なんとなく元気がない。
「これは何かあるぞ…」と思ってよく見ると、葉の裏にアブラムシがびっしり!
過去にも、きゅうりやナスなどにアブラムシがついたことはありましたが、今回は明らかに被害の進行が早い印象です。

アブラムシ対策、今回は「牛乳スプレー」に挑戦!
これまではニームスプレーや手での払い落としで対処してきましたが、もっと手軽でコストがかからない方法はないか?と調べてみたところ…
なんと、「牛乳をスプレーするだけ」という方法があるとのこと!
仕組みはとてもシンプルで、乾いた牛乳の膜がアブラムシを窒息させるのだそう。これは試してみるしかありません。
牛乳スプレーの正しいやり方と注意点

牛乳スプレーの効果を発揮させるには、いくつかの注意点があります。
- 牛乳は水で薄めて使用(牛乳:水=1:1〜2:1が目安)
- 晴れた日の朝にスプレーすること → 乾くことで膜が張り、効果が出るため
- 湿度が高い日や曇りの日はNG → 乾ききらず、逆にカビの原因になることも
- しっかり乾いたら、午後に水で洗い流す → 臭いや汚れの予防になります
実践!スイカの苗に牛乳スプレーをかけてみた

今回は牛乳を少し水で薄めて、スプレーボトルに投入。葉の表も裏も、真っ白になるくらい大胆にシュッシュッと噴霧!
午前中にスプレーし、昼過ぎまで放置して様子を見ると、葉はテカテカと膜が張ったような状態に。葉裏のアブラムシは、動きが止まっているように見えます。

午後になってから、水をかけて全体を洗い流しました。結果、アブラムシはスッキリと姿を消しました!


しばらく様子を見守りつつ、再発に注意
今回の牛乳スプレーはしっかり効果を発揮してくれましたが、アブラムシ対策としてはあくまで「対処療法」の位置づけです。また発生するようなら、定期的なチェックと再スプレーを考えつつ、風通しや混植、土壌管理などの予防策も取り入れていきたいところです。
ちなみに、きゅうりにも試してみたところ、同様に効果ありでした!
まとめ|アブラムシ対策に牛乳スプレーは試す価値アリ!
スイカやきゅうりなどの家庭菜園におけるアブラムシ被害には、牛乳スプレーというシンプルかつ強力な味方がいることがわかりました。
- 手軽で低コスト(家庭の牛乳でOK)
- 晴れた朝に使うのがポイント
- 乾いたら水で洗い流すことを忘れずに
アブラムシにお困りの方は、ぜひ一度試してみてください。自然派志向の家庭菜園にもぴったりの方法です。
なお、やっかいなネキリムシの対策はこちらにまとめています。よろしければご覧ください。
